沖縄の人たちは、お茶と「ゆんたく」が大好きです。 「ゆんたく」とは、みんなでわいわいとおしゃべりする雑談のことですが、そのとき欠かせないのが、[お茶]。 亜熱帯の気候に育てられた豊穣な種類のお茶があります。それらは、暑い気候の中で、のどを潤すことさることながら、 身体に恵みをもたらすことが証明されています。 昔は縁側に大きな土瓶と黒砂糖が置かれ、湯を差し替えて何杯も飲んでいたといいます。 お茶を出されて1杯きりで断るのはよくないとされ、ゆっくりともう1杯というのが風習でした。
琉球王朝時代の15世紀ごろ、中国から漢方薬の薬草として入ってきたのが始まりといわれています。茉莉花(まつりか)茶と呼ばれる花茶の1種で、摘みたての茶葉を半発酵し、茉莉花のつぼみで着香・乾燥を繰り返しジャスミンティーになります。 この香りづけの回数が多いほど高級とされ、茶師のスキルにより味が変わります。リラックス効果のほか神経を沈静させ、不安や抑うつを取り除くといわれています。
古代より「聖なる木」として珍重されてきたグァバは、18世紀の始め、ヨーロッパから沖縄に伝わりました。 グァバ葉に含まれる「ポリフェノール」は、体内に取り入れた糖質の吸収を抑える効果があり、習慣的に飲用すれば、糖尿病の予防にもなるほか、たっぷり含まれているビタミン・カリウムは、身体の中から肌をきれいにするといわれています。ただし、下痢止めの働きもあるので要注意です。
薄い紫の猫のひげのような可憐な花。腎臓の薬や利尿薬として活用されてきました。 沖縄に持ち込まれたのは、大正時代で、亜熱帯気候に合い自生しています。沖縄では健腎茶としてポピュラーです。 多量のカリウムが利尿作用を促進し、血圧も降下させるといわれています。また、ポリフェノール中のロズマリン酸の働きによって中性脂肪が減少、脂質の肌やにきびも自然と改善されます。
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